デザインのアドバイザーとして東北の復興支援を始めて半年が経ったある日打ち合わせ時間より早く着いたので何時も訪問する仮店舗ではなく気仙沼港の真ん前に有った店舗が残っている店を見に行くことに。
現場に立つと唖然とするばかり。建物は残っているものの1階の工場部分はほぼ全てが流されていました。このエリアは盛り土をして改善するために元の店舗兼工場で再開出来るのはいつの事になるか目処は立っていないとのことでした。
そんな中でも新商品開発に熱心に取り組む姿に感動!けっして今まで40年近く経験してきたデザイン開発の延長では答えきれない責任の重さを実感しました。他のアドバイスで訪問した際の雑談の中から「気仙沼の名物土産になれる商品を開発しましょうよ」の一言から気仙沼産の海鮮品を使ったマカロンを作ることに。わずか1ヶ月足らずで試作品があがりそれに応える形でネーミングとロゴ、パッケージデザインを提案、来春にはデビューへ向けて進むことに。春以降の観光シーズンに気仙沼に来られた際にはどこかで目に留まるかも。プロジェクト詳細へ