Projectのエピソード

東北復興支援での出会い

デザインのアドバイザーとして東北の復興支援を始めて半年が経ったある日打ち合わせ時間より早く着いたので何時も訪問する仮店舗ではなく気仙沼港の真ん前に有った店舗が残っている店を見に行くことに。

現場に立つと唖然とするばかり。建物は残っているものの1階の工場部分はほぼ全てが流されていました。このエリアは盛り土をして改善するために元の店舗兼工場で再開出来るのはいつの事になるか目処は立っていないとのことでした。

そんな中でも新商品開発に熱心に取り組む姿に感動!けっして今まで40年近く経験してきたデザイン開発の延長では答えきれない責任の重さを実感しました。他のアドバイスで訪問した際の雑談の中から「気仙沼の名物土産になれる商品を開発しましょうよ」の一言から気仙沼産の海鮮品を使ったマカロンを作ることに。わずか1ヶ月足らずで試作品があがりそれに応える形でネーミングとロゴ、パッケージデザインを提案、来春にはデビューへ向けて進むことに。春以降の観光シーズンに気仙沼に来られた際にはどこかで目に留まるかも。プロジェクト詳細へ

ASABANブランドスタートのきっかけ

ariorio松田さん愛用の布巾
ariorio松田さん愛用の布巾

神戸岡本でイタリア料理を出しながらライブハウスをされている松田さん。どちらが本業か不明ですが岡本商店街活性化の為に日夜奮闘をされていて最近では東北の支援にも走り回っている超多忙な方です。そんな松田さんに織物を最近手伝っていると話をしたら実はとても気に入っていて長く愛用している布巾が有るのですがもうボロボロになってるのですと、見せられたのが写真の布巾。

いろいろ探したですがなかなかこれに変わる布巾が見つからないと。そこで有馬温泉との浴衣開発で知り合いとなった播州織物の門脇さんを連れて訪問。麻(リネン)である事は分かったものの、どの程度の織番手の糸を使っているかや織の組織までは分からないので待ち帰り工業試験場にて分析を依頼。麻がそんなに良いのなら試しにいろんな織り方で織ってみましょうと言う事になりました。

いろんな織柄を実際に布巾として使ってみて使い勝手も試す事となり試作品を元に検討が始まりました。同じ取り組むならと岡本商店街にちなんだ石畳柄の布巾を開発し神戸セレクションにもエントリーしてみようと話は拡がっていきました。