明石市立文化博物館で開催されている「ウイリアムモリス展」を見てきました。
以前京都で開催されたさには無かったステンドグラスの作品が多く展示されています。
彼が活躍した年代は丁度近代工業が始まった頃でクラフトを新たな技術で商業化する
流れが出始めていた頃です。そんな中で新しい技術や材料の良いところは取り込みながらもそれにより製品の品質が悪くなるところはあくまでも従来手法にこだわり続けたとの事。織物の仕事を手伝い始めてあらためて作品を見直すと工業化、近代化を進めるあまり
忘れ去っている事も多く有るのではとの疑念が湧いてきます。今一度従来の良さの再発見もしながら新たな取り組みを目指すべき時期に来ている気がしました。
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